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【初めてでも安心】きものを着る前の準備と着用後の心がけ

着物を着るには準備が必要?着た後はどうすればいいの?
きものビギナーさんのお困りごとにお答えします。
<きものを着る前の準備って?>
◆ 1カ月ほど前に着物の状態を確認しましょう。
シミや深いシワは直すのに時間がかかります。余裕を持って確認しましょう。
◆ 1週間ほど前に小物などが揃っているか確認しましょう。
着物を着るには小物が必要です。当日に慌てないように前もって準備しましょう。
(どんな小物が必要かはこのアプリでも紹介してますので、参考にしてくださいね)
◆ 前日に再びタンスから出して、ハンガーにかけて畳みしわを伸ばしましょう。
(ただし、日光に当てるのは厳禁です。日の当たらない所でハンガーにかけて)
◆ 長襦袢に、自分のお好みの半衿をつけましょう。
(半衿をつけるのが苦手な人はファスナータイプになった長襦袢もありますよ!)
<きものを着た後はどうするの?>
◆ 一晩、着物ハンガーにかけて湿気を飛ばし、ホコリやチリを払いましょう!
(ただし、日光に当てるのは厳禁です。日の当たらない所でハンガーにかけて)
その際に汚れやシミがないか確認します。
◆ 畳んで「たとう紙」に入れて保管しましょう。
たとう紙の役割は ①防カビ ②防チリ・ホコリ ③防シワ です。
防カビ効果を高めるなら吸湿性に富んだ「和紙製のたとう紙」がおススメです。
でも、何年も同じたとう紙を使い続けると湿気でカビが発生することもあります。
着物にカビが移ってしまわないように、時々はたとう紙の点検も!
◆ シミ・汚れがあったら、なるべく早く着物クリーニングに出しましょう。
シミはそのままにしておくと、洗っても取れにくくなります。
また、たくさん汗をかいた時などは後からシミが浮き出る事もあるので、着物クリーニングに出して保管することをおススメします。
せっかく着物を着るなら、晴れやかな気持ちで着たいですよね。
着崩れが心配、シミが見えないか心配。そんな事にならないように着物を着る時には「準備」と「お手入れ」をお忘れなく・・・