記事公開日:
【きもの文様シリーズ】カーネーション

様々な着物の文様を求めて走り回っている「きもの文様 千文家」山下啓介です。
私が出会った文様と、関連する豆知識をご紹介します。
今日のきもの文様は『カーネーション』
洋の花という印象が強いカーネーションですが、着物の柄としても素敵だと思いませんか?
カーネーションの花の歴史は古く、古代ギリシアの時代から香料として栽培されていました。
ヨーロッパではキリストが処刑されたときに聖母マリアが流した涙のあとから生えた花だという伝承があるそうです。
カーネーションの花言葉は…
「無垢で深い愛」
母の日にカーネーションを贈る習慣は、1907年、アメリカのアンナ・ジャービスが母の命日に、母が好きだった白いカーネーションを教会で配ったことがはじまりとされ、1914年にウィルソン米国大統領が5月の第2日曜日を母に感謝する日として記念日に制定しました。
日本でも、『母の日』にカーネーションを贈り物としていますよねぇ~
ここでカーネーションの色ごとの花言葉があるみたいで…
赤いカーネーション…「母への愛」
ピンクのカーネーション…「女性の愛」「熱愛」「美しいしぐさ」
白いカーネーション…「純粋な愛」「私の愛は生きています」
黄色いカーネーション…「軽蔑」
紫のカーネーション…「誇り」「気品」
黄色のカーネーションを知らずに贈ったら、母ちゃん大目玉だなぁ…
Instagramのフォロワーの方々の反応も面白くって…
黄色のカーネーションにまつわる話を沢山コメントいただきました。
なるほど!って、思ったのが…
覚え方は、信号と一緒で
“黄色は注意❗”
頭の中でインプットされましたよ
記事提供:きもの文様 千文家_山下啓介