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母の着物、どうする?受け継いだ着物の活かし方ガイド

受け継いだ一枚に、あなたが選べるこれからの形

母が大切にしていた着物。
受け継いだものの、どうすればいいのか分からず、そのままになっている方も多いのではないでしょうか。

母の着物、どうしよう。
そう思いながら、なんとなくそのままにしていませんか?

捨てることも、残すことも、間違いではありません。
ただ、その前に“選べる形”を知っておくだけで、きっと納得のいく選択ができるはずです。

実は着物には、いくつもの選択肢があります。
この記事では、その活かし方をわかりやすくまとめました。

母の着物を前に、立ち止まってしまう理由

箪笥の奥から出てきた、母の着物。
きれいに畳まれていて、今でも着られそうなのに、なぜか手が止まる。

「着る機会もないし…」
「でも、なんとなく捨てにくい」

その一枚に、思い出や時間が重なっているからこそ、
簡単には決められないのかもしれません。


「とりあえず処分」でもいい。でもその前に

処分するのも、もちろんひとつの選択です。

ただ、
「よくわからないから」で決めてしまうのは、少しもったいない。

着物には、想像以上にいろいろな“これからの形”があります。

実は、今の時代にも着られる着物がある

着物は洋服と違って、流行に左右されにくい一面があります。

帯や小物の合わせ方、着こなし次第で、昔の着物でも驚くほど今の雰囲気に馴染むことも。

一方で、色柄がどうしても今の自分に合わないと感じるものもあります。

でもそれも、「着られない」ではなく「整えれば着られる」可能性があります。



選択肢① クリーニングしてそのまま残す

丸洗いやシミ抜きをして、状態を整えて保管する方法。

今すぐ着なくても、“いつか着るかもしれない一枚”として未来を残せます。


選択肢② 自分サイズに仕立て直す

母の着物を、自分が着られる形に整える。

サイズを直すだけで、ぐっと現実的な「着る選択肢」に変わります。

さらに、帯や小物を今風に変えることで、雰囲気も大きく変わります。


選択肢③ 染め直し・柄足しで“今の一枚”に

「色が少し古い気がする」
「柄が自分の好みじゃない」

そんなときは、染め直しや柄足しという方法もあります。

色を落ち着かせたり、逆に明るくしたり。
ワンポイントで柄を足すことで、印象を変えることもできます。

母の着物をベースにしながら、“今の自分に似合う一枚”へと生まれ変わらせる選択です。


選択肢④ バッグや洋服にリメイクする

着物として着る予定がない場合でも、別の形で残すことができます。

バッグやワンピース、小物などに仕立て直せば、日常の中で自然に使える存在に。


選択肢⑤ 手放すという選択

譲る、売る、処分する。

大切なのは、
「知らなかったから」ではなく、
「考えたうえで選んだ」ということです。


迷ったら、一人で決めなくてもいい

ここまで読んでも、
「自分の着物はどれに当てはまるんだろう」と迷う方も多いはず。

・この着物は今でも着られる?
・直すとしたらどこまでできる?
・費用や仕上がりはどれくらい?

実は、着物は一枚ずつ状態も価値も違うため、見てみないと判断できないことがほとんどです。

そんなときは、無理に一人で決めなくても大丈夫です。

■ 実際のお客様の声

「母の着物をどうするか、ずっと決められずにいました。
正直、処分するつもりで持っていったんです。

でも見てもらったら、
“この着物、今でも十分着られますよ”と言っていただいて。

帯や小物の合わせ方も提案してもらって、
実際に自分で着てみたら、思っていたよりもしっくりきて…。

あのとき相談しなかったら、たぶんそのまま手放していたと思います。
今は、母の着物を自分で着られることが、少し嬉しいです。」

(40代 女性)

鈴花では、
クリーニング・仕立て直し・染め直し・リメイク・ご相談まで、
一枚一枚に合わせたご提案を行っています。

「これ、どうしたらいい?」
そんな気軽なご相談からでも大歓迎です。

母の着物に、正解はひとつじゃない

残すことも、変えることも、手放すことも。
どれも間違いではありません。

ただ――
選べることを知らないまま決めてしまうのは、少しだけもったいない。

母の着物には、いくつもの未来があります。
その中から、自分が納得できる形を選べばいいのです。



▼ 最後に

「この着物、どうしたらいい?」と思ったら
お近くの鈴花店舗で無料相談受付中。

状態の確認から、最適な方法まで
スタッフが丁寧にご案内いたします。

無理にすすめることはありませんので、
まずは一度、お気軽にお持ちください。


ライター紹介

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松延真依子

販促・和服仕入れを経て、現在はSNSやデジタルコンテンツを担当。
母としての視点も活かし、着物の魅力を発信中。

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